アウトソーシング事務局®️– Outsourcing Secretariat –

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「歯科」&「ビジネス」を熟知したスタッフが法人機能を一手に引き受けます。理事長は煩わしい事務局運営のストレスから解放され「診療領域の強化」に経営資源を集中できます。

自分が信じる「良い医療」をもっと多くの地域で展開したい

こうした理想を実現すべく、分院展開を構想される法人様でも、「事務局」の構築の仕方、使い方がボトルネックになり、せっかくの良き意図や理想がなかなか実現しないケースが見受けられます

スタッフ数が50人を超える規模に差し掛かると、事務長一人の管理体制から「会社機能」にシフトしていくことが必要になってきます。会社機能には「最適な人材の採用」だけではなく、「業務構築」や「組織的な運営」など、診療現場とは異なる運営スキルや実務が必要となります。

Mr.歯科事務長では、歯科とビジネスを熟知したスタッフを軸にした「アウトソーシング事務局」もお手伝いをさせていただいております。

管理・事務機能を専門家にアウトソーシングすることで、理事長の時間はコア業務に集中できるため、目標達成の時間が大幅に短縮します。

アウトソーシング事務局®の規模別のサポートイメージ(※)

規模サポート内容価格
スタッフ50名総務(経理・労務・行政対応)・広報・採用(3名)応相談
スタッフ100名管理者・総務・広報・人事・IT(7~8名)応相談
スタッフ300名事務局管理者・総務・広報・人事・IT・店舗管理マネージャー(20~25人)応相談
※業務内容や体制については打合せの上ご提案させていただきます。

事務局機能(例)

区分業務種類業務内訳
総務ツール・書類作成院内掲示物・配布物・書類・集計フォーマットなどの作成
調査・手配・購買各種調査や購買(近隣駐車場・ホテル・航空券・会場・機器・什器)
行政手続き医療情報サイト登録、ハローワーク、法務局等への届出(難易度の高いものは除く)
診療実績管理診療実績管理表の集計と改善点のレポート
渉外代行メーカー・業者・パートナー企業との連絡・調整・連携
データ作成・整理顧客管理データ・入力作業・統計データ加工
環境整備文書ファイリング・カルテ庫、バックヤード整理方法企画・実施
マニュアル作成マニュアル作成サポート
ITPC/IT回りのフォローPC関連(PC設定・メール・メーリングリスト・無線LAN・プリンタ・クラウド)
広報・マーケティングホームページコンテンツ修正・追加・強化、フリーポタータルサイトへの登録、管理
リスティング広告リスティング広告の設定・運用、アンケート収集方法構築・運用
囲い込み対策メール収集方法構築・メールマガジン原稿作成、配信
広告対策看板・公共機関・地域紙・電柱広告等、プランニングと調整
人事組織図・社員名簿管理組織図の作成・社員名簿・緊急連絡網の定期管理
採用関連採用媒体との調整・進捗管理・面接
人事面談定期面談・労務関連面談
人事評価人事評価の運用
組織ミーティングアジェンダ管理とファシリテーター
勉強会外部講師等を招いての勉強会の企画・運営
スタッフ教育ビジネス常識や仕事観に基づいた育成をサポート
参謀
ブレーン
経営計画経営計画・経営戦略策定のサポート
戦略構築療実績管理表の分析/対策構築
経営者サポート経営全般の相談相手

コラム「歯科業界― 経営からみた将来予測」~多店舗経営化、大規模法人化の流れ~

『おそらく歯科業界に次に現れるのが「多店舗展開型の経営」であると思われます。院長が臨床技術(現業)部門と経営部門を一手に見るスタイルから、専門分化型の組織経営に移行してゆくはずです。』

昨今の歯科業界の経営環境変化がさらに顕著になってきていると感じております。
その中で多店舗経営化・大規模法人化への要求が高まってきていることの重要性からメルマガ「経営ヒント」Vol.27で配信した内容をコラムとして掲載します。

寄稿 MOCAL株式会社代表取締役 紺乃一郎


今月は「歯科業界― 経営からみた将来予測」ということを書いてみたいと思います。内容はあくまで個人的な予測にもとづくものですので、ご容赦ください。

歯科業界の現状

まず、歯科も以下のような理由で、市場原理が働きはじめ「経営」が必要になってきたと言われております。

すでに多くの識者の方々が「歯科に淘汰の時代がくる」と言っているように、需要と供給のバランスから見ても、先生方の実感としても、うなずける内容ではないでしょうか。

  • 売り物(技術)の値段が下がっている(保険点数の減少)
  • 患者様の数が減っている(人口の減少)
  • 虫歯が減っている(顕在的なニーズの減少)
  • 歯医者が増えている(競合との顧客の奪い合い)
  • 患者様への対応に手間ひまがかかる(要求レベルが高い)
  • 設備投資にお金がかかる(機器の高度化による設備投資額増)

昨今、コンビニの数と歯科を比較して、マーケットの飽和を説明したりする分析もありますが、これらはその時その時の要素によって変化してくるものと思います。

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