「事務長アウトソーシング」の時代から、
「事務長アウトソーシング『選択』」の時代へ
弊社が「業界初アウトソーシング事務長」として活動を始めた2012年には、何故に「直接売上に貢献しない間接部門」である事務方に投資をするのか?という疑問を呈されることもありました。
しかしながら、先進的な取り組みをされる院長先生の皆さまに伴走させていただく中で、マネジメントや事務領域の「右腕」「補佐役」の存在が、医院運営や組織成長には「有効」であると認識されるようになりました。
また、単に「有効」であるという認識のみならず、成長を続ける医院にとっては「なくてはならない存在」であり、一定規模以上のクリニックを創造していくために事務長(マネジメントの補佐役)は「必須の存在」であるという評価も数多くいただくようになってきました。
こうしたマーケットの変化に伴い「アウトソーシング事務長(または近しいコンセプトの)」サービスも様々に目にするようになってきました。マーケットが拡大し、サービスを選択できるようになることは、歯科業界発展にとって望ましいことであると我々は考えます。
しかしながら、20年前頃に「経営コンサルタント」が歯科業界で普及した時には「なんちゃってコンサルタント」のような方々がマーケットをかき回し、一定数の不幸な医院を生んだ経緯があります。
このため弊社は「サービスの違いや特性」が理解されずに、業界に普及してしまうことは望ましくないと考えます。
そうした背景から、これまでの「事務長アウトソーシングの時代」から一歩視点を進めて、これからは「事務長アウトソーシング『選択』の時代である」ということを、積極的に発信していくことが、我々の責務であると考えます。
お客様が「サービス選択」 される際に、サービス内容や価格、担当者のスキル、社員数や会社の信用度など、いろいろな判断基準があると思います。
弊社としましては、お客様が「サービス選択」される際に、もっとも重要であると考えるポイントを、そのサービス提供会社に「真摯さ」「誠実さ」に置いております。
なぜなら「真摯さ」「誠実さ」は、最終的に良い仕事をすると考えるからです。
「真摯さ」「誠実さ」 は時に、会社規模として現れることもあります。なぜならそのサービスが業界にとって重要であれば、お客様のために規模の拡大をしなければならないからです。
また、どんなに説得力がある言葉や文章を使っていても、そのサービス提供会社に「真摯さ」「誠実さ」がない場合、いずれ提供されるサービスの品質によって、お客様から厳しい評価を与えられます。
弊社はこのように考え、自らに厳しく客観的判断を怠らないよう心がけております。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。
MOCAL株式会社 今野賢二